月の恋人(麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜)

月の恋人は実話?史実や原作小説との違いや実在した皇子を調べてみた!

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韓国ドラマ『月の恋人』は、『夜を歩く士(ゾンビ』のイジュンギと人気歌手IU(アイユー)が初共演した王宮ロマンティック・ラブコメディです。

ストーリーは中国の小説「月の恋人~歩歩驚心麗」が原作になっていますが、原作とどこまで違いがあるのか、気になります。

登場する皇子達も史実に基づいて、実在したキャラクターになっており実話なのか、疑問に思う方も多いでしょう。

ここでは、『月の恋人』は実話なのか?史実や原作小説との違いを紹介していきます。

あわせて実在した皇子達も調べたので、ご覧ください。

 

『月の恋人』は実話?史実や原作小説との違いを調べてみた!

『月の恋人』は、ヒロイン・コハジンが子供を助けようとして湖で溺れ、気が付くと高麗時代にタイムスリップするお話になっています。

高麗の初代皇帝ワンゴンの宮廷で生活を送るヒロインですが、史実の基づいた時代設定であり、どこまで実話なのか疑問の声もあるでしょう。

そして中国での原作小説「月の恋人~歩歩驚心麗」が人気となり、小説との違いはあるのか気になるところもあります。

それでは、一緒に見てみましょう!

 

『月の恋人』は実話じゃない?史実とフィクションを組み合わせて設定!

「月の恋人~歩歩驚心麗」は、中国の女性作家・桐華(トンホァ)が2005 年にインターネットで発表した小説です。

中国のみならず、韓国語や日本語に翻訳され『月の恋人』を視聴していない方にも読まれるほどの人気作!

原作小説を韓国リメイクした『月の恋人』ですが、初代皇帝ワンゴンや皇子達は史実の人物になります。

しかし、現代からタイムスリップしたヘス(コハジン)とのラブストーリーはフィクションであり、実話ではありません。

ぴよ吉
ぴよ吉
せめて物語では幸せになってほし~

 

『月の恋人』中国の原作小説との違いを紹介!

ここでは原作小説と何が違うのか簡単に紹介していきます。

まず、韓国ドラマ『月の恋人』の舞台は約1000年前の高麗時代でしたが、小説では約300年前の中国清の時代が舞台です。

時代設定がそもそも違うんですね。

また、イジュンギが演じた第四皇子ワンソの顔の傷は、小説では書かれておらず心に傷を負った皇子となっていました。

ぴよ吉
ぴよ吉
細かい違いはあっても、結末は同じだったんだね

 

『月の恋人』実在した皇子はいるのか調べてみた!

ここまでは、『月の恋人』の史実と原作小説との違いを紹介してきましたが、ここからは実在する皇子について解説していきます。

ヒロイン・ヘスをかけて競った第四皇子ワンソや第八皇子ワンウクは、実在の人物なのか、どんな性格だったのか気になるところです。

他の皇子達についても紹介していきますので、ご覧ください。

ぴよ吉
ぴよ吉
ウヒと恋仲になったペガも実在するのかな~?

 

後継者争いをした第四皇子ワンソと第八皇子ワンウクについて紹介!

高麗時代にタイムスリップしたヘス(コハジン)が出会った優しい皇子ワンウクと、仮面で顔を隠した冷酷な皇子ワンソ。

性格も対照的な二人ですが、ドラマではヒロイン・ヘスをかけて争います。

史実の二人はどんな人物だったのか、確認していきましょう。

 

第四皇子:光宗ワンソ

史実の人物・ワンソはドラマと同じ様にワンヨの亡き後、国王になります。

ワンソは「仏教の普及」や学問・法律を身に着けた者が民衆を治めるよう「科拳」の実施を行い、安定した政治を行うために様々な改革を実践しました。

高麗の基礎を作った有能な王でもありますが、強い権力を得るために反対するものは容赦なく処刑する恐ろしい一面もあります。

ぴよ吉
ぴよ吉
性格はドラマと一緒だ!

 

第八皇子:王旭ワンウク

第八皇子ワンウクですが、史実ではドラマと同じように激しい後継者争いしましたが結局王にはなれず、若くしてこの世を去りました。

彼は初代皇帝ワンゴンの八男ですが、五男~八男まで産まれた年がはっきりしたいため、本当に八男だったのか不明です。

ぴよ吉
ぴよ吉
韓国ドラマ『輝くか狂うか』では第五皇子だったのは、そのせいか~

史実では、第八皇子ワンウクは三男二女の子をもうけ、子供はのちに五代国王の第三王妃と第四王妃になり歴史に名を残しました。

ワンウクは歴史上有名ではないのですが、『月の恋人』でライバルとして扱ったのは、ワンソが権力争いに勝ち強い王になったが、子孫は途絶えてしまいます。

性格もその後も対照的な二人だから、ドラマの題材として選ばれたのかもしれません。

 

その他の実在した皇子について紹介!

ここでは、『月の恋人』にでた魅力的な他の皇子について紹介していきます。

ぴよ吉
ぴよ吉
ドラマに出た皇子全員が歴史上にいた人物なんてびっくりだね!
ひた吉
ひた吉
ドラマと違うのか、興味があるね~

 

第一皇子:王武ワンム

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出典元:https://ameblo.jp/

史実の第一皇子ワンムは、初代皇帝ワンゴンにとって年を取ってから産まれた初めての子供だったので、自分の後継者に育てようと可愛がっていたようです。

しかしワンゴン亡き後王になりましたが、優しく弱い王だったため、若くして病気で亡くなりました。

ぴよ吉
ぴよ吉
暗殺だったのかもって噂も!ドラマと一緒だね

 

第三皇子:王尭ワンヨ

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   出典元:https://xn--l8j1bc5qvlge4cz712b6zstma1280c.blogspot.com/

史実でも第三皇子ワンヨは、母方の一族からの期待を背負い王になろうと野心を抱いていたのだそう。

しかし王になってからのワンヨは、一部の者に有利になるような政治を行い、反発を持たれるようになり弟たちまで疑うようになります。

そして失意の中、病で倒れ若くして亡くなりました。

 

第九皇子:王垣ワンウォン

第九皇子ワンウォンは史実では、王位争いに加わらず子供にも恵まれましたが、ワンソの時代に謀反を企てた罪で捕らえられ、毒薬を与えられ自害しました。

しかし、ワンウォンの息子達は生き延びのちに土地と爵位を与えられ、王族として身分を回復することになります。

 

第十皇子:王恩ワンウン

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出典元:https://kankoi.com/

ドラマではワンウンという名前になっていますが、史実では「廣州院君」という名前が伝わっており、「ウン」は架空の名前になるようです。

そしてドラマで大将軍パクスンギュの娘と結婚しましたが、歴史の人物にあてはめるとおかしくなってしまうので、こちらも架空に人物になります。

歴史上不明なことが多い第十皇子だったので、かなりアレンジした人物になっているようです。

 

第十三皇子:王郁ワンウク(ペガ)

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出典元:https://plaza.rakuten.co.jp/

第十三皇子は、本名をワンウクと言うのですが第八皇子と同じ発音のため、史実でも「ペガ」と言う愛称で呼ばれています。

王宮を離れて暮らしたペガは、第五国王の妃と恋仲になり流刑になりました。

ぴよ吉
ぴよ吉
詳しくは韓国ドラマ『千秋太后』を見たらわかるよ!

 

第十四皇子:王貞ワンジョン

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出典元:https://mikanmikan00.hatenablog.com/

優秀な二人の兄・ワンヨとワンソがいたため、ワンジョンは王位争いを諦め、王になることはありませんでした。

史実であまり名を残さなかったのは、王族だったがささやかだが幸せな人生を歩んだからではないでしょうか。

 

まとめ

ここまで、『月の恋人』は実話なのか?史実や原作小説との違いを紹介してきました。

登場する8人の皇子すべてが、実在した皇子だとは思わず、ビックリですね。

ぴよ吉
ぴよ吉
原作の小説が読みたくなったな~

原作の小説や史実と比較しながら『月の恋人』を見るのもいいかもしれません。

実在の皇子たちが、どんな人物だったのか、ドラマの内容は実話なのか、違いを探しながら観てください。

それでは、ここまで読んでくださりありがとうございます。