BTS(防弾少年団、以下略称のバンタンと呼びます）の「ダイナマイト」は、バンタンが初めて全編英語で歌う世界中の人々に向けた楽曲ですね。
今までのバンタンの曲と比較して、ずいぶん違った感じの明るいディスコポップ調のこの曲は、コロナ禍で停滞していた世界を明るく照らしてくれました。
2020年8月21日に世界同時リリースされ、瞬く間に大ヒットし世界中から受け入れられましたね。
「ダイナマイト」のMVは公開後24時間で再生回数が1億100万回を記録し、当時の24時間最多再生回数の新記録を更新したそう。
また、バンタンはこの曲でアメリカのビルボード、メイン・シングル・チャート「Hot100」で韓国のアーティストとして初めて1位になるという歴史的な快挙を挙げたんです！
こんな素晴らしい記録を持ち、世界中のファンから愛される楽曲となった「ダイナマイト」ですが、マルーン5やマイケル・ジャクソンの曲に似てるとかパクリ？だとか疑惑を持っている人もいるよう。
今回は、本当にマルーン5やマイケルに似てるのか、パクリ疑惑について曲を比較してまとめてみました。
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Contents
バンタンのダイナマイトはパクリ？
BTSに出逢わせてくれてありがとう#Dynamite #BTS#1yearswithdynamite pic.twitter.com/iczV175U1l
— ぴの (@pippinopi_jin) August 21, 2021
2020年8月、世界中の人々がコロナの影響で憂鬱な日々を送っている時期にバンタンは世界中のオーディエンスに向けた全編英語の楽曲「ダイナマイト」を発表しました。
全編英語の楽曲はバンタンにとって初となるものです。
ダイナマイトは瞬く間に日本はもちろん世界中でヒットし、アメリカビルボード「Hot100」で初の1位を獲得するという歴史的な快挙をあげました！
バンタンの大ヒット曲「ダイナマイト」はどうやってできた？
色んなDynamiteを見ているうちに気づいたら大好きに💜
当初は誰が誰だか分からなくてMVを繰り返し見てたっけ🥺応援したい人がいるって素晴らしい✨
I vote #BTS for #TheGroup of 2021 #PCAs pic.twitter.com/WdhsYOmqzQ
— tatayuu (@tatayuu12) November 10, 2021
世界中で大ヒットし、世界中の人々に今でも愛される楽曲となった「ダイナマイト」ですが、どのような背景で作られたのでしょうか？
この曲を制作したのは、イギリス出身のシンガーソングライター、ジェシカ・アゴンバーと同じくイギリス出身の作曲家兼プロデューサー、デヴィッド・スチュワート。
バンタンが新曲を探しているとロンドン・コロンビアレコードの会長から聞き、スチュワートとアゴンバーはバンタンと何度もやり取りをして「ダイナマイト」を制作したそうです。
スチュアートによると、バンタンが探していたのは、「英語のシングル。それも軽快で、かつエキサイティングな曲だった」そう。
バンタンのリーダーRMは、「もともと制作予定はなかったが、聞いた瞬間テンションが上がった。明るい曲だったからとても良かった。」と語っていたそうですよ。
「ダイナマイト」に似てる曲がある？
#Dynamite
One year has just gone by , but never tired of this song 🙂 pic.twitter.com/XuIdB8ovJ9— Fire (@ThunderFlame10) November 10, 2021
世界中で大ヒットし多くの人が知るようになった、バンタンの「ダイナマイト」。
ネット上では、「ダイナマイト」がこの曲に似てる？という声がたくさん寄せられています。
例えば、ジャクソン5の「ABC」「I Want You Back」、ブルーノマーズ の「24kmagic」「Uptown funk」、KC & The Sunshine Band の「Give It Up」、マルーン5の「Suger」などに似てるという声もチラホラ。
バンタンのダイナマイトがマルーン5やマイケルに似てるのか比較してみた！
Rekorlardan rekorlara koşan bize hot100de 1. ve Grammy adaylığı gibi ilkleri yaşatan Queen’imiz Dynamite 1 yaşında! 🥺#1yearswithdynamite pic.twitter.com/g61WjFO3MA
— ||serra|| 🐨 (@Cosmosxxi) August 21, 2021
世界中で大ヒットした「ダイナマイト」は、多くの人の耳に入るようになったおかげで反響も大きかったようですね。
この曲にはとてもキャッチーな部分があるので、無意識に耳に残りいろいろな曲と比較してしまい似てるという声がたくさん寄せられているのかもしれません。
実際、このような楽曲と「ダイナマイト」は本当に似てるのでしょうか？！
とても気になるので、比較してみました！
マルーン5やマイケルなどに似てる要素は？
では、百聞は一見に如かずという言葉もありますのでバンタンの「ダイナマイト」と似てるという曲をさっそく聴き比べてみましょうか！
【マルーン5の「Suger」】
歌いだしの部分と、ベースのサウンドが似てる感じですがそっくり同じという感じではないですね。
【ジャクソン5の「I Want You Back」】
雰囲気やレトロ感のあるビートが似ているようです。
【ブルーノマーズ の「24kmagic」】
ファンクな感じが「ダイナマイト」と同じ感じがしますが、まったく同じという感じではありません。
レトロ感も似ていますが、歌詞やメロディーに似てるところが無いのでパクリというのかは疑問です。
ベースやギターが刻んで醸し出すファンキーなビートが特徴的なダイナマイトは、同じようにファンクな感じのマルーン5やブルーノマーズの楽曲に似てると感じられるようです。
また、ジャクソン5やマイケルのような70年代や80年代のディスコポップに雰囲気が似てますね。
なぜ昔の洋楽に似てるところがあるのか？
dynamiteのMVも今更ちゃんとみたよ！グクの部屋にボウイいるから見てやって教祖からの伝言お部屋にばっちりいたしジンさん見てるみんなかわいいし全体的に80’テイストの色味と空気めっちゃすきだ pic.twitter.com/weF6x0l4or
— ㅤ (@dunes_g_g_db) September 9, 2020
バンタンの「ダイナマイト」のMVを見るとよく分かりますが、この楽曲のコンセプトは「レトロディスコポップ」です。
MVでは、一番最初のジョングクが部屋で歌うシーンの部屋に「デヴィット・ボウイ」や「ターミネーター」、「ビートルズ」といった70年代や80年代のポスターが飾られていますね。
また、バンタンメンバーの衣装も派手なシャツにブーツカットパンツを合わせた「ディスコ・ルック」が採用されています。
「ディスコ・ルック」は70年代から80年代にかけて流行ったディスコへ行くときに着ていくコーディネート。
このような事からも、「ダイナマイト」が昔の70年代～80年代のディスコポップをコンセプトとしている事が分かりますね。
昔のディスコポップの要素を含みながらもラップやコーラスのアプローチ、リズムの音色や楽曲構成は今のトレンドを押さえているため、ただの古臭い曲にならず、このような世界的大ヒットを収めたのかもしれません。
オンライン記者会見では、SUGAが「明るくて軽快なディスコポップの曲。”幸せ””自信”というメッセージを込めました。まるで走っていて転んでしまったような気分になるこの頃ですよね。そういう人々に捧げる曲です。」と語っています。
明るくて軽快なディスコポップの曲には、彼らの伝えたいメッセージが乗せやすかったのでしょうね。
また、人気のある曲というのは、多くの人の感性に触れやすい馴染みのある曲調になるのかもしれません。
まとめ
バンタン応援垢💜
とにかくRTしたい♡♡
一緒に応援頑張りましょ💜 pic.twitter.com/aeKhLobcuv— みさ💚投票垢 (@BTSV201977) November 4, 2021
バンタンが初めて全編英語で歌う世界中の人々に向けた楽曲「ダイナマイト」は今までのバンタンの曲と比較して、ずいぶん違った感じの明るいディスコポップ調の曲です。
そして「ダイナマイト」は、コロナ禍で停滞していた世界を明るく照らしてくれました。
バンタンの今まで出してきた楽曲の中でも大きな記録を樹立し、彼らの転機ともなった「ダイナマイト」は世界中のファンから愛される楽曲となりました。
しかし、多くの人が聴くようになった事で、マルーン5やマイケル・ジャクソンの曲に似てるとかパクリ？だとか疑惑を持った人もいたようです。
確かに、今回比較してみてマルーン5やマイケルの楽曲に似た雰囲気はありましたが、それは「ダイナマイト」がレトロなディスコポップをコンセプトとして作られた背景によるものでありパクリというより雰囲気が似てるというだけだと感じられました。
1つの枠に囚われず、日々成長を続けているバンタン。
これからも、彼らがどんな世界を見せてくれるのか期待したいですね！！
